【ソムリエ/ワインエキスパート試験2023】スペイン、ポルトガル

ソムリエ/ワインエキスパート試験対策について、教本の出題ポイントをまとめています
昨年度からの変更点や、頻出箇所などポイントを抑えて解説します
最後に確認問題を掲載してありますので、理解度の確認に使用してください!

表示の説明

各項目の出題ポイント、ヒントはボックスで示しました
必ず押さえておくべき用語は青字、人名は赤字、ブドウ品種は緑字で表示しています
その他黒字の部分もできるだけ広く覚えるようにしましょう!
また、重要な箇所は黄色のアンダーラインで示しています

昨年からの主な変更点

スペインの主な変更点

  1. 各種統計量(ブドウ栽培面積、ワイン生産量、など)の更新【全体】
  2. プロフィールの2021年のスペインワインの輸出量の記述改訂【P.425】
  3. 2021年ヴィンテージ情報追記【P.425】
  4. 主なブドウ品種の説明文、一部追記および改訂(・2000年以降に栽培面積が最も増えたのは黒ブドウのテンプラニーリョ~、・テンプラニーリョは2021年に白ブドウのアイレンを超え第1位~、第4位はプティ・ブシェとガルナッチャの交配品種~、・白ブドウ品種の栽培面積の45%を占めるのがアイレン、など)【P.427-428】
  5. D.O.P.数が合計101に更新【P.428】
  6. ビノ・デ・パゴ数が合計24に更新【429】→P.432のスペインワインの産地地図も更新
  7. ワイン法と品質の分類に「有機栽培のブドウ畑面積が世界最大のスペイン」のコラム新設【P.429】
  8. カバD.O.の熟成表示の項に、新たな認証シールの記載と脚注追加【P.431】
  9. D.O.ナバーラにFinca Bolandin V.P.が追加【P.436】
  10. プリオラートの新格付けの、各格付けの主要品種にガルナッチャ・ペルダまたはガルナッチャ・ブランが追加【P.443】
  11. D.O.ペネデスの説明文に「新カテゴリーについて」が追記【P.444】
  12. D.O.テラ・アルタの説明文追記(2022年1月にD.O.委員会は~最後)【P.444】
  13. D.O.カタルーニャの説明文追記(新たにCatalunya Vinyeroという表示が~最後)【P.445】
  14. D.O.アリベスに3つのV.P.の説明文追記【P.450】
  15. D.O.マンチュエラの説明文追記(新たにVino de Hieloの~最後)【P.454】
  16. へレス(シェリー)の記載追加整備(認定地域に北緯の規定追加、ラベル表示にpagoの表示について追記、など)【P.458-459】
  17. D.O.ラ・パルマの説明文に、2021年に大規模な火山噴火があった旨、追記【P.461】
  18. D.O.P.一覧表のうち、D.O.ルエダ、D.O.マラガ、D.O.ビニサレムの特記事項追記改訂【P.466-468】

スペインは昨年に続き細かい部分が多く改訂されています!
特に(3)2021年ヴィンテージ情報、(4)ブドウ栽培面積1位がテンプラニーリョに(昨年の教本ではアイレン)、(7)有機栽培のブドウ畑面積のコラム、(8)カバの熟成表示に関する新たな認証シール、(11)ペネデスの新カテゴリーは、重要な追記改訂のため、しっかり押さえておきましょう!

ポルトガルの主な変更点

  1. 各種統計量(ブドウ栽培面積、ワイン生産量、など)の更新【全体】
  2. 2020年ヴィンテージ情報追記【P.738】
  3. ドゥリエンセとポルトのプロフィール、歴史、文化、気候風土の記載整備【P.744】
  4. ポルトの生産方法の説明文一部追記(ポルト用のブドウ樹は~生産に使用できない)【P.745】
  5. ポルトの〔タイプ、規定〕のルビータイプにRuby Reserve PortとCrusted Portのタイプが追加【P.745】
  6. マデイラの生産方法の説明文一部追記改訂(・一般的に棚の高さは~醸造所に運ばれる、・カンテイロ方式のワインは~商品化することはできない、・Estufaの加熱温度が45~50℃に改訂、・ワインは収穫された翌年の~販売することもできない、など)【P.757-758】

ポルトガルは大幅改定はありませんが、頻出のポルトやマデイラなど細かい改訂がありますので、改訂個所はしっかり頭に入れておきましょう!

スペイン

スペイン概要

✅ワイン用ブドウ栽培面積(世界1位EUの30%を占める)
✅ワイン生産量(世界3位
✅スペイン最大の栽培面積(48%)と生産量(62%)はカスティーリャ・ラ・マンチャ州
D.O.P.数は合計101(68D.O.、2D.O.Ca.、7V.C.、24V.P.
✅2021年のワイン輸出量(世界2位)、輸出額(世界3位

✅2021ヴィンテージ情報
・特色のある、満足のいくワインが非常に期待できる
・収穫量は近年の平均を下回る

各統計量の世界順位はややこしいので整理しておきましょう
また、最新のヴィンテージ情報は概要を押さえておきましょう

歴史

✅B.C.1100年頃 フェニキア人最初にワイン造りをする
✅B.C.200年頃 ローマ人ワイン造りを盛んに(広めた)
✅1986年 欧州経済共同体(EEC)加盟

気候風土

Meseta/メセタと呼ばれる中央台地

主なブドウ品種

✅白ブドウ
1位:アイレン(白ブドウの栽培面積の45%を占める)
・2位:マカベオビウラ@リオハ)
・3位:ベルデホ
✅黒ブドウ
1位:テンプラニーリョ(全ブドウ品種としても1位、全ブドウ品種の栽培面積の21%を占める)
Tempranilloテンプラニーリョ のシノニム】
Cencibelセンシベル@ラマンチャ
Tinto Finoティント・フィノTinta del Paisティンタ・デル・パイス@リベラ・デル・ドゥエロ
Ull de Llebreウル・デ・リェブレ@ペネデスなどカタルーニャ州
Tinta de Toroティンタ・デ・トロ@トロ
Tinta de Madridティンタ・デ・マドリッド@マドリッド
・2位:ガルナッチャ・ティンタ(フランス名グルナッシュ
・3位:ボバル
✅2000年以降に栽培面積が最も増えた品種
テンプラニーリョ2021年にアイレンを超え全ブドウ1位となった)
ガルナッチャ・ティントレラ(フランス名アリカンテ・ブシェ、果肉が赤いのが特徴。2021年モナストレルを抜き黒ブドウ4位へ)
ベルデホ
✅その他注目品種
モナストレル(黒ブドウ5位、フランス名ムールヴェードル
カリニェナ(フランス名カリニャンマスエロ@リオハ)
アルバリーニョ@ガリシア州

スペインのブドウ品種は頻出なのでしっかり覚えておきましょう!
特にブドウ品種全体の順位が変動しています(テンプラニーリョ、ガルナッチャ・ティントレラ)。また、シノニムも必ず覚えるようにしましょう

ワイン法

1932年制定→1933年発効 ※フランス(1935年)より早い!
スペインの伝統的呼称のカテゴリー表とEUの分類との関係性
Vino de la Tierra:EUのI.G.P.や、フランスのヴァン・ド・ペイと同じ。2006年に承認されたViñedos de Espanaもこのカテゴリーに含まれる
Vino de Calidad con Indicatión Geográfica(V.C.):地域名付き高級ワイン。現在7つのV.C.あり
Denominación de Origen(D.O.):スペイン高級ワインの中核的カテゴリー。2つの例外あり(シェリー、カバはD.O.表記不要)。現在68が認定
Denominación de Origen Calificada(D.O.Ca.):特選原産地呼称ワイン。リオハ(1991年)、プリオラート(2009年)の2つ
Vino de Pago(V.P.)単一ブドウ畑限定ワイン。地域ではなく単一ブドウ畑&収穫ブドウで造られたワイン。現在24のV.P.あり
V.P.C.:V.P.がD.O.Ca.地域に重なる土地の場合Vino de Pago Calificado(V.P.C.)と表示可能。現在まだ存在しない
✅2022年6月現在、101のD.O.P.が認定

熟成規定
Crianza/クリアンサ:赤24ヶ月(樽熟成6ヶ月)、白/ロゼ18ヶ月(樽熟成6ヶ月)
Reserva/レゼルバ:赤36ヶ月(樽熟成12ヶ月)、白/ロゼ24ヶ月(樽熟成6ヶ月)
GranReserva/グラン・レゼルバ:赤60ヶ月(樽熟成18ヶ月)、白/ロゼ48ヶ月(樽熟成6ヶ月)

最新のD.O.P.数、V.P.数は今期更新箇所なので必ず覚えましょう!
また、熟成規定は頻出です!!

✅有機栽培のブドウ畑面積が世界最大
・Vino Ecológico(オーガニックワイン)
・約13万haの有機栽培ブドウ畑(1位:カリティーリャ・ラ・マンチャ州、2位:カタルーニャ州)

有機栽培のコラムは今期追加箇所となります!

カバD.O.

✅瓶内二次発酵による生産されるスパークリングワインのD.O.
✅カバはカタルーニャ語で「洞窟」を意味する
✅原産地呼称だが、特例として異なる州や産地にも認定生産地域がある
生産量の95%がカタルーニャ州同州のサン・サドゥルニ・ダノイヤでその85%が生産

✅歴史
Josep Raventós Fatijóジュゼップ・ラベントス・ファティホがシャンパーニュ地方で技術を学び、醸造機器を持ち帰り、1872年に瓶内二次発酵製法によるスパークリングワインの商業生産に成功
・1972年にスペイン産のスパークリングワインの呼称としてカバが承認
1986年にカバがD.O.に認定
・2020年にカバD.O.委員会が認定生産地域のゾーン分類と新たな熟成表示を発表

✅主要ブドウ品種3種
マカベオ(フルーティな味とさわやかさ)
チャレッロ(酸味をもたらす)
パレリャーダ(花のような香り)
✅熟成表示
Cava de Guardaカバ・デ・グアルダ(瓶貯蔵・熟成期間:9ヶ月以上、認証シールは緑色)
Cava de Guarda Superiorカバ・デ・グアルダ・スペリオール
 >Reservaレセルバ(瓶貯蔵・熟成期間:18ヶ月以上、認証シールは銀色)
 >Gran Reservaグラン・レセルバ(瓶貯蔵・熟成期間:30ヶ月以上、認証シールは金色)
 >Cava de Paraje Calificadoカバ・デ・パラヘ・カリフィカード(瓶貯蔵・熟成期間:36ヶ月以上
✅統合的生産者スタンプ
Elaborador Integralエラボラドール・インテグラル(ブドウの圧搾から醸造までを100%自社で行う生産者を認めるスタンプ)

Cava de Paraje Calificadoカバ・デ・パラヘ・カリフィカード
・樹齢最低10年以上
熟成期間最低36ヶ月
・単一収穫年のヴィンテージ・カバのみ
2022年現在、8のパラへ(畑)と10のカバ・デ・パラヘ・カリフィカードが認められている

カバは頻出箇所です!
熟成表示の認証シールについては今期追加事項ですが、教本の説明と実際のシールの色が合わないので、ネットなどで実際のシールを見てみることをお勧めします

その他のスパークリングワイン

Corpinnatコルピナット
・「ペネデスの心臓部に誕生」を意味
・カバD.O.生産者が興した生産者協会(AVEC)が取得した登録商標
・カバD.O.の規定よりも厳しい生産条件を課す(100%オーガニック栽培のブドウを手摘み、100%自社で醸造など)
2022年現在11生産者がAVECに加盟(カバD.O.からは脱退)

Vino Espumoso de Calidadビノ・エスプモソ・デ・カリダ(上級スパークリングワイン)
・瓶内二次発酵によるスパークリングワイン

Vino de Agujaヴィノ・デ・アグハ
・地中海沿岸地方で多くが造られてきた弱発泡性ワイン

北部地方

リオハD.O.Ca.

✅首都マドリッドの北北東
エブロ川
1991年にスペインで最初のD.O.Ca.を獲得
3つのサブゾーン【テキスト地図】
Rioja Altaリオハ・アルタ(全栽培面積の50%、最も西部に位置、高い酸度を持つ熟成向きの赤ワイン
Rioja Alavesaリオハ・アラベサ(エブロ川左岸、若飲みタイプから熟成向きまでの赤ワイン)
Rioja Orientalリオハ・オリエンタル(エブロ川下流の両岸、ガルナッチャの栽培多い、アルコール濃度の高い赤ワインとロゼワイン)

✅リオハの規則改定
1)熟成期間(Crianza、Reserva、Gran Reserva)
2)新たな原産地表示(表示する原産地のブドウを100%用いた場合に以下の表示が可能)
Vinos de Zona(Rioja Alta, Rioja Alavese, Rioja Orientalの3ゾーンがある)
Vinos de Municipios(リオハD.O.Ca.には144ある基礎自治体のこと)
Viñedos Singulares(ブルゴーニュのリュー・ディのようなもの、121ある)
3)Espumoso de Calidad/エスプモソ・デ・カリダ(上質スパークリングワイン:瓶内二次発酵、瓶貯蔵熟成期間15ヶ月、レゼルバは24ヶ月、Gran Añadaは36ヶ月)

リオハD.O.Ca.は頻出です!
サブ・ゾーンの地図上の位置や、リオハの規則改定も要チェックです!
リオハの規定改訂はポイントを押さえて覚えるようにしましょう

ナバーラ州

Navarraナバーラ D.O.
ナバーラブレンド=在来品種(テンプラニーリョ)+外来品種(カベルネ・ソーヴィニヨンなど)
Finca Bolandinフィンカ・ボランディン V.P.(2022年認定)

アラゴン州

Campo de Borjaカンポ・デ・ボハル D.O.
・栽培面積の70%近くをガルナッチャが占め、ガルナッチャ王国」と称される

Cariñenaカリニェナ D.O.
・フランスではカリニャンアラゴン以外のスペインではマスエロと呼ばれる

Somontanoソモンターノ D.O.
・ソモンターノは「山麓」を意味する

バスク州

3つのチャコリのD.O.(チャコリ:微発泡性の辛口、酸味が強く、アルコール度数が低いワイン)
Chacoli de Getariaチャコリ・デ・ゲタリア D.O.
Chacoli de Bizkaiaチャコリ・デ・ビスカイア D.O.
Chacoli de Álavaチャコリ・デ・アラバ D.O.

大西洋地方

ガリシア州

Rías Baixasリアス・バイシャス D.O.
・リアスは「入り江」、バイシャスは「下部や南部」を意味する
・96%がアルバリーニョ
ラベルに「アルバリーニョ」を表記する場合はこの品種を100%使用すること

リアス・バイシャスD.O.は頻出です!

カタルーニャ州

テンプラニーリョのシノニム:Ull de Llebreウル・デ・リュブレ

Prioratoプリオラート D.O.Ca.
2009年にD.O.Ca.認定
・地質は主にLlicorellaリコレッリャ(スレート)
・12のサブ・ゾーンが認定
・地元品種カリニェナガルナッチャを生かしたモダンスタイルの高品質ワインを生産
プリオラートの新格付け
Vi de Vilaビ・デ・ビラ(ブルゴーニュの村名ワインにあたる。12サブ・ゾーンが認定)
Vi de Paratgeビ・デ・パラッチェ(ブルゴーニュのリュー・ディにあたる。認定された単一畑)
Vinya Classificadaビーニャ・グランフィカーダ(ブルゴーニュのプルミエ・クリュのようなもの。認定された単一畑)
Gran Vinya Classificadaグラン・ビーニャ・クラシフィカーダ(ブルゴーニュのグラン・クリュのようなもの。認定された単一畑において伝統的方法で栽培されること)

Penedésペネデス D.O.
・土壌などの自然条件により10のゾーンに分類される
・瓶内二次発酵のエスプモソ(スパークリングワイン)は2015年から「クラシック・ペネデス」という呼称になり、瓶内貯蔵・熟成期間は15ヶ月以上。100%有機栽培ブドウの使用が義務付け
ペネデスD.O.委員会は2022年新カテゴリーを承認
 >Vino de Masíaベノ・デ・マシア (Vi de Mas):樹齢は最低10年以上
 >Gran Vino de Masíaグラン・ビノ・デ・マシア (Gran Vi de Mas):樹齢25年以上
 ※マシアはフランスのドメーヌのようなもの

Terra Altaテラ・アルタ D.O.
・州最南部に位置
スペインのD.O.P.ワインの中で初めてのオレンジワインカテゴリーが承認(名称:Vins Brisatsビンス・ブリサッツ

Cataluñaカタルーニャ D.O.
Catalunya Vinyeroカタルーニャ・ビニェロという表示が認められた(自社畑産ブドウ100%から造られるワイン)
Vi de Fincaビ・デ・フィンカ:カタルーニャ州独自のカテゴリーで高評価を獲得している単一畑ワイン(12の単一畑ワインが承認)

カタルーニャ州の上記4つのD.O.は重要です!
特に黄色下線部分は覚えるようにしましょう

バレンシア州

✅地方料理:Paellaパエリア

Alicanteアリカンテ D.O.
モスカテル・デ・アレハンドリアから造られる酒精強化ワイン(モスカテル・デ・アリカンテ)が有名
Fondillonフォンディリョン(過熟させ遅摘みしたモナストレルから造る。ソレラ方式で最低10年熟成)

ムルシア州

Jumillaフミーリャ D.O.

内陸部地方

カスティーリャ・イ・レオン州

✅大部分が標高のある北部メセタ上に広がる

Ribera del Dueroリベラ・デル・ドゥエロ D.O.
・2000年のワイン造りの歴史を持つ
・1980年代に入るまで、ボデガ、ベガ・シシリアが孤高の存在だった
1982年D.O.に認定ボデガ・ティント・ペスケラをはじめ世界的名声を得る生産者が増える
ドゥエロ川に沿ってブドウ畑がある
・大陸性気候
・2019年ヴィンテージから白ワインも認められた

Ruedaルエダ D.O.
ベルデホソーヴィニヨン・ブランから造られるスペインの代表的な白ワイン産地
ルエダの新規定(白ワインの呼称をすべてルエダのみに統一、2020年ヴィンテージから以下の呼称・表示を認めた)
Vino de Puebloビノ・デ・プエブロ(村名ワインと同じ)
Gran Vino de Ruedaグラン・ヴィノ・デ・ルエダ(樹齢30年以上のブドウを用い、最大収量が6,500kg/haのワイン)
Rueda Espumoso Gran Añadaルエダ・エスプモソ・グラン・アニャーダ(スパークリングワイン、最低瓶熟成期間36ヶ月以上)
Rueda Pálidoルエダ・パリド(酒精強化ワイン、最低3年間オーク樽でフロールの下で熟成)

Toroトロ D.O.
ティンタ・デ・トロテンプラニーリョ

Bierzoビエルゾ D.O.
メンシアから造られる赤ワイン
ビエルソの地理的階層(2019年ヴィンテージより実施)
Bierzoビエルソ D.O.(地方呼称、以下②~⑤はこの地方呼称と併記する)
Vino de Villaビノ・デ・ビーリャ(村名ワインのようなもの)
Vino de Parajeビノ・デ・パラへ(リュー・ディのようなもの)
Viña Clasificadaビーニャ・クラシフィカーダ(プルミエ・クリュのようなもの)
Gran Viña Clasificadaグラン・ビーニャ・クラシフィカーダ(グラン・クリュのようなもの)

Arribesアリベス D.O.
Dehesa Peñalbaデエサ・パニャルバ V.P.
Abadía de Retuertaアバディア・デ・レトゥエルタ V.P.
Urueñaウルエーニャ V.P.

リベラ・デル・ドゥエロは頻出です!
また、ルエダの新規定とビエルソの地理的階層は最近追加された事項のため、概要を理解しておきましょう!アリベスのV.P.も今期追記事項です

マドリッド州

Vinos de Madridビノス・デ・マドリッド D.O.
Sierra de Gredosシエラ・デ・グレドス(新世代の生産者たちがガルナッチャ古木から造る高品質ワイン)

カスティーリャ・ラ・マンチャ州

マンチャは「水のない土地」を意味する
✅ドンキ・ホーテの名著が生まれる
Queso Manchegoケソ・マンチェゴスペインを代表するチーズ、羊乳、非加熱圧搾)
センシベルテンプラニーリョ

La Manchaラ・マンチャ D.O.
単一の原産地呼称では世界最大の広さ
・白ワイン(アイレン)、赤ワイン(センシベル
Dominio de Valdepusaドミニオ・デ・バルデプーサ V.P.2003年にスペイン初のビノス・デ・パゴに認定

Manchuelaマンチュエラ D.O.
・地中海からのLevantレバンテの涼しく湿度のある風を受け夜間気温が下がる
新たにVino de Hieloビノ・デ・イエロ(アイスワイン)のタイプが承認

カスティーリャ・ラ・マンチャ州は頻出の州のため、ポイントを押さえて全体的に広く押さえておきましょう!
マンチュエラのアイスワインは今期追記事項です!

エストレマドゥーラ州

Ribera del Guadianaリベラ・デル・グアディアーナ D.O.

南部地方

アンダルシア州

Jerez-Xérès-Syerry y Manzanilla – Sanlúcar de Barramedaヘレス・ケレス・シェリー・イ・マンサニーリャ・サンルーカル・デ・パラメーダ D.O.
・白ブドウから造られる酒精強化ワイン(シェリー
・大西洋から吹く低温高湿のPonienteポニエンテという風と、内陸から吹く高温低湿のLeventeレバンテという風が、ブドウの成熟、ワインの熟成に影響

【土壌】
Albarizaアルバリサ:炭酸カルシウムを25%以上含む真っ白な石灰質土壌
Barroバロ:アルバリサより粘土と砂を多く含む
Arenaアレナ:石灰分の含有量が20%以下で海岸地域に多い土壌

【使用ブドウ品種】
パロミノモスカテルペドロ・ヒメネスの白ブドウ主要3種(約95%を占めるパロミノですべての辛口タイプが造られる。モスカテルペドロ・ヒメネスはごく甘口用)
・いくつかの伝統的な白ブドウ品種も認められている

【造り方(辛口)】
パロミノから辛口ワインを造る
②11月以降まで安定させると、フロール(産膜酵母)が発生
Finoフィノ(フロール下で酸化せず熟成、酒精強化15%)かOlorosoオロロソ(フロールを消して酸化熟成、酒精強化17%)のいずれかに分類→Sobretablaソブレタブラ(熟成システムに入る前段階)
④フィノタイプはその後2つに分かれる
(1)フィノ:そのままフロール下で熟成
※フィノとして数年間熟成後、意図的な酒精強化、もしくは自然消滅でフロール消失後に酸化熟成したもの→Amontilladoアモンティリャード
(2)Palo Cortadoパロ・コルタド:フロールの状態が変化し、酸化熟成タイプと判断→酒精強化し17%へ

【造り方(甘口)】
モスカテルペドロ・ヒメネスから果汁を搾り発酵させる
②発酵途中で酒精強化して甘さを残す
③辛口シェリーと同じ方式で樽熟成

【熟成】
・600Lのアメリカン・オーク樽使用
Sistema de Criaderas y Soleraシステマ・デ・クリアデラス・イ・ソレラ(クリアデラとソレラのシステム)(教本の図)
>アンダナ:樽を段積みしたブロック
>Saca/サカ:ボトリング用のワインの出荷
>ソレラ:一番下の段
>第一クリアデラ:下から二番目の段
>第二クリアデラ:さらに上の段
>Rocío/ロシオ:上の段から目減り分を補充すること

【熟成地】
・これまで熟成地はJerez de la Fronteraヘレス・デ・ラ・フロンテラEl Puerto de Santa Mariaエル・プエルト・デ・サンタ・マリアSanlúcar de Barramedaサンルーカル・デ・バラメダに限定されていたが、他の生産地域も熟成地として認定されるが、認定地域は西経5°49′以西、北緯36°58’以南に限られる)
・例外規定→Manzanillaマンサリーニャサンルーカルで熟成されるフィノ

【辛口タイプ(Vino Generoso)】
Finoフィノ:アルコール度15〜17%、淡い麦わら色
Manzanillaマンサニーリャ:サンルーカルで熟成されたフィノ、アルコール度15〜17%、カモミール香。最低熟成期間が7年の長期熟成タイプのものをManzanilla Pasadaマンサニーリャ・パサダという
Amontilladoアモンティリャード:フロール下で熟成後に酸化熟成、アルコール度16〜22%、琥珀色
Olorosoオロロソ:酸化熟成タイプ、アルコール度17〜22%、琥珀色からマホガニー色、フルボディ
Palo Cortadoパロ・コルタド:短期間フロール下にあり、その後酸化熟成、アルコール度17〜22%

【中間の甘さタイプ(Vino Generoso de Licor)】
Palle Dryペイル・ドライ:アルコール度15〜22%、残糖4~45g/L、淡い黄色〜金色
Pale Creamペイル・クリーム:アルコール度15〜22%、残糖50~115g/L、淡い黄色〜淡い金色
Mediumミディアム:アルコール度15%〜22%、残糖4~115g/L、琥珀色〜マホガニー色
Creamクリーム:アルコール度15%〜22%、残糖115~140g/L、濃い琥珀色〜マホガニー色

【ごく甘口タイプ(Vino Dulce Natural)】
Moscatelモスカテル:アルコール度15%〜22%、残糖160g/L以上、過熟・天日干しした同名のブドウを85%以上使用
Pedro Ximénezペドロ・ヒメネス:アルコール度15%〜22%、残糖212g/L以上、過熟・天日干しした同名のブドウを85%以上使用
Dulceドゥルセ:認定ブドウを使用して前2タイプと同じ造りをした甘口

【ラベル表示】
en ramaエン・ラマ:清澄も冷却処理もしていないワイン
pagoパゴ:パゴとして認定されている畑で栽培されるブドウを85%以上使用した製品

【特別なカテゴリー】
Fino Viejoフィノ・ビエホManzanilla Pasadaマンサニーリャ・パサダ :最低熟成期間7年以上のフィノとマンサニーリャ
熟成期間認定シェリー:12年以上熟成、15年以上熟成、20年以上熟成(V.S.O.)、30年以上熟成(V.O.R.S.
Añadaアニャダ(シングルヴィンテージ・シェリー):クリアデラとソレラのシステムではなく単一収穫年のワインを同じ樽で熟成

シェリーは生産地、熟成地、生産工程、様々なタイプなど頻出箇所です!
また、今回改訂部分も多いため、各用語やタイプの違いなど整理しましょう!

Málagaマラガ D.O.
・シェークスピアの時代にSackサックと呼ばれて、もてはやされたワインの1つ
Pasas de Malagaパサス・デ・マラガモスカテル・デ・アレハンドリアを天日干しして造る甘口ワイン)は、マラガD.O.と併記せず単独のD.O.として呼称表示可能

Montilla-Morliesモンティーリャ・モリレス D.O.
・土壌はアルバリサ
・シェリーと同じように様々なタイプのワインができ、ソレラシステムで熟成される

諸島

バレアレス諸島

Binissalemビニサレム D.O.

Pla i Llevantプラ・イ・リェバン D.O.

カナリア諸島

✅スペイン最高峰のテイデ山
フィロキセラの被害なし→現在も接ぎ木なし、自根のまま栽培

Lanzaroteランサローテ D.O.
・島全体がD.O.の認定地域
緑に火山礫を並べたクレーター状の穴の中に樹を1本ずつ植える独特な栽培方法Hoyosオヨスと呼ぶ穴、Zanjasサンハスと呼ぶ溝、Abrigoアブリゴと呼ぶ低い壁)→年中吹く強風やアフリカ大陸のサハラ砂漠から吹いてくる熱風を防ぐ効果あり(以下写真)

出典:Winomyブログより引用(https://www.winomy.jp/blog/column/30778/

Gran Canariaグラン・カナリア D.O.
・ブドウ品種は白のリスタン・ブランコや黒のネグラモルなどがD.O.として認められ、カベルネ・ソーヴィニヨンメルロシラーなどの国際品種はD.O.としては認められていない

ランサローテD.O.の独特な栽培法については、各用語が近年追記されています

ポルトガル

ポルトガル概要

イベリア半島の西側
世界のコルクの約半分が生産されている(世界最大のコルクメーカーであるアモリン社が有名)
ポルトマデイラはシェリーとともに世界三大酒精強化ワイン
2020年は全体的にとても良いヴィンテージで、特に白ワインの品質が高い

歴史

✅B.C.600〜500年頃 フェニキア人によりワインの歴史が始まる
ヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路発見→日本との南蛮貿易→織田信長が好んだ珍陀酒はポルトガルの赤ワインとされる
✅2020年:ポルトにWorld of Wineという名の文化施設が造られる

主なブドウ品種

✅白1位:フェルナォンピレス
黒1位(全体1位):アラゴネス(=ティンタ・ロリステンプラニーリョ
✅産地別D.O.P.ワイン栽培面積(1位:ドウロ、2位:ミーニョ

2020年ヴィンテージ情報は新規追加のため、要チェックです!

ワイン法

1756年 ポルトを対象に原産地呼称管理法を導入(世界初)
D.O.P.:原産地呼称保護(D.O.C.の表記も可)
I.G.P.:地理的表示保護(Vinho Regionalの表記も可)
Vinhoヴィーニョ:地理的表示のないワイン
Reservaレゼルヴァ(伝統的表記として認められている呼称):アルコール度数が地域の法定最低度数より0.5%以上高い

北部

ミーニョ

✅ポルトガルのブドウ収穫量の1/8、栽培面積の14%を占める

Vinho Verdeヴィーニョ・ヴェルデ D.O.C.
・ヴェルデは「緑」、「若々しさ」という意味
・白が大半を占める

ヴァルデの語源はよく出てきます

トランスモンターノ

✅地方料理と食材
Chouriçoショリッソ(スモークソーセージ)
Salpicãoサルピカォン(スモークハム)
Cabrito Assadoカブリット・アサード(薪窯でローストした仔山羊)

ドゥリエンセ

✅ドウロ川下流から上流に向かって、バイショ・コルゴシマ・コルゴドウロ・スペリオールの3つに区分
✅シマ・コルゴが高品質ワイン生産において重要

各区分の特徴と地図上の位置【P.697】を押さえましょう!

Portoポルト D.O.C.
樹齢が5年に満たない樹のブドウはポルトの生産に使用できない
・カダストロ(土地台帳)に基づくポイント制度で6段階に区分
・ポルトワインの代表的生産品種:トウリガ・ナショナルティンタ・バロッカトウリガ・フランカティンタ・ロリスティント・カォン
【生産方法】
一般的な赤ワインの醸造に比べ醸しの時間が短い(かつては人の足でブドウを踏み潰す手法→色素やタンニンを効率よく抽出可能)
発酵中に77%のグレープ・スピリッツを添加
・5段階の甘さ(エクストラ・ドライ、ドライ、セミドライ、スイート、ヴェリー・スウィート)
アルコール度数19度〜22度、ただしライト・ドライ・ホワイト・ポルトは最低16.5度までOK
・レッドポルト(黒ブドウを原料)とホワイトポルト(白ブドウを原料)に大別
・レッドポルトは、ルビータイプとトウニータイプに分類
【タイプ、規定】
①ルビータイプ:平均3年間の樽熟成後に瓶詰めされる若いタイプのポルトワイン
Ruby Reserve Portルビー・リザーブ・ポルト:毎年品質の高いワインをブレンド
Crusted Portクラステッド・ポルト:販売まで最低3年間熟成される
Late Bottled Vintage Portレイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポルト (L.B.V.):収穫から4年目3~9月にI.V.D.P.(ドウロ&ポルトワイン・インスティテュートに申請、瓶詰めは4年目7月〜6年目年末
Vintage Portヴィンテージ・ポルト:収穫から2年目7月〜3年目6月に濾過せず瓶詰め。デカンタージュ必要
Single Quinta Vintage Portシングル・キンタ・ヴィンテージ・ポルト:2つのタイプあり
 1)Vintage Portで申請されなかった、良年の単一畑のブドウから造られるタイプ
 2)飲み頃に成るまでシッパーによって熟成されるタイプ
②トウニータイプ:小さい樽で熟成させるなどして酸化が進んだトウニー(黄褐色)のワイン
熟成年表記トウニー・ポルト:長い年月熟成。10年、20年、30年、40年もの
Colheitaコリェイタ収穫年表示ポルト。収穫から3年目に申請、瓶詰めは7年後から行う
Garrafeira Portガラフェイラ・ポルト:単一年のブドウを原料とし、瓶詰前にガラス製のdemijohnsデミジョンで最低7年間熟成
③ホワイトタイプ
Light Dry White Portライト・ドライ・ホワイト・ポルト白ブドウを原料とし、最低アルコール度数16.5度以上
④ロゼタイプ
Rose Portロゼ・ポルト:黒ブドウを原料とし、低温で短時間のスキンコンタクトアルコール度数19度程度

ポルトは頻出のため、造り方、タイプ毎のカテゴリーはキーワードと共に必ず押さえましょう!ルビータイプのルビー・リザーブ・ポルトとクラステッド・ポルトは今回追加となっています!

Douroドウロ D.O.C.
ポルトと同一エリアで造られるスティルワイン
Barca Velhaバルカ・ヴェーリャは歴史が長く、最も偉大なワイン(ファーストヴィンテージ1952年)

中部

テラス・デ・システル

✅地方料理と食材
Pão-de-lóパォン・デ・ロー(カステラの起源とされる、スポンジ状のケーキ)

Távora-Varosaタヴォラ・ヴァローザ D.O.C.
ポルトガルで初めてスパークリングワインの産地として認定

テラス・ド・ダン

Dãoダン D.O.C.
・赤ワインが80%を占める(トウリガナショナル主体
エンクルザードを使った白ワインも評価
・独自の品質分類あり

バイラーダ・アトランティコ

Bairradaバイラーダ D.O.C.
・ダンに接した産地
・赤ワインが85%を占める(バガ主体:タンニンが強くしっかりしたワイン)

ダンとバイラーダはよく問われます
ダンはトウリガナショナル主体、バイラーダはバガ主体で隣接しています

テラス・ダ・ベイラ

✅協同組合からの生産が大部分を占める

リスボン

ポルトガルで最も多くのD.O.C.を有する

Bucelasブセーラス D.O.C.
・ブセラスを名乗るためには、アリント種を75%以上使用しなければならない

Colaresコラーレス D.O.C.
・12世紀のレシピをベースとしたMedieval de Ourémメディエヴァル・デ・オウレン(80%の白ワインと20%の赤ワインをブレンド)

テージョ

Do Tejoド・テージョ D.O.C.
・6つのサブ・リージョンあり

中部地方はどのD.O.C.が、どの産地に属するかをまずは頭に入れましょう!

南部

ペニンスラ・デ・セトゥーバル

✅このエリアは2009年までTerras do Sadoテラス・ド・サドと呼ばれていた

Setúbalセトゥーバル D.O.C.
・マスカットの酒精強化ワイン
モスカテル・デ・セトゥーバルマスカット・オブ・アレキサンドリア)またはモスカテル・ロッショを67%以上含まなければならない→85%以上含むワインは品種名をラベル表記できる
・18ヶ月以上オーク樽で熟成
アルコール度数16%〜22%
・ラベルには熟成年数によって10年、20年、30年、+40年などの表記があり、5年以上の熟成でSuperiorの表記可能

セトゥーバルはマスカットの酒精強化ワインとして有名なので覚えましょう

アレンテジャーノ

✅世界有数のコルク産地

Alentejoアレンテージョ D.O.C.
・伝統的なアンフォラからクリーンなワインが生産されている

アルガルヴェ

✅ポルトガルにおけるイスラム勢力が終焉を迎えた場所

諸島

テラス・マデイレンセス

Madeiraマデイラ D.O.C.
【生産方法】
・急斜面にPoiosポイオスと呼ばれる石垣で形成された段々畑
添加するグレープスピリッツのアルコール度数96度
ワインのアルコール度数17〜22度
Canteiroカンテイロ(太陽熱を利用した天然の加熱熟成法、長期熟成タイプの高級ワイン、収穫した次の年から数えて3年経過しないと商品化できない)
Estufaエストゥファ(人口的な加熱装置、45~50℃で約3か月間加熱、3年熟成などのスタンダードタイプ、収穫した翌年の10月31日以前には瓶詰めすることも販売することもできない)
【タイプ、規定】
熟成は3年以上必要Reserva:5年以上、Special Reserva:10年以上、Extra Reserva:15年以上)
・品種名表示のマデイラは表示品種が85%以上使用されなければならない
Frasqueiraフラスケイラ (単一品種、単一収穫年表記のヴィンテージワイン、最低20年以上熟成、表示品種100%使用が必要)
Colheitaコリェイタ (収穫翌年1月1日以降に樽詰めされ、継続して5年以上熟成を行ったワイン)
ブドウ品種と特徴】
Sercialセルシアル(比較的冷涼な気候の地域で栽培される白ブドウ。酸味を生かした辛口タイプ
Verdelhoベルデーリョ(涼しい北部地域で栽培される白ブドウ。中辛口タイプ)
Boalボアル(暖かい南部地域で栽培される白ブドウ。中甘口タイプ)
Malvasiaマルヴァジア海岸沿いの暑い地域で栽培される白ブドウ。甘口タイプ)
Tinta Negraティンタ・ネグラ収穫量が全体の80%と最も多い黒ブドウ。3年熟成タイプに多く、ブレンドとして使用)
Terrantezテランテス(果皮が非常に薄く繊細なため生産量少ない白ブドウ。中辛~中甘口タイプ)
Bastardoバスタルド (かつて栽培されていた黒ブドウ。現在ではほとんど見かけない)

マデイラは頻出なので、造り方、特にカンテイロとエストファの違い(テキストの図)や、ブドウ品種と特徴は整理して覚えるようにしましょう!

アソーレス

アソーレス諸島はリスボンから西へ1,500kmの大西洋に浮かぶ9つの島々からなる群島

Picoピコ D.O.C.
・ピコ島はアソーレス諸島で2番目に大きい火山島
Curraisクライスと呼ばれる黒い火山岩でできた石垣でブドウを囲み強い潮風からブドウ樹を守る(以下写真)
・代表的なワインであるLajidoラジドは中辛口タイプの酒精強化ワイン

Centuries Old Vineyards (14762533930).jpg
出典:WIKIPEDIAより引用(https://en.wikipedia.org/wiki/Landscape_of_the_Pico_Island_Vineyard_Culture

ピコはプロフィール、特徴的な栽培法、代表的な酒精強化ワインなど押さえましょう!

スペイン、ポルトガル 予想問題

理解度の確認のため、10問全問正解するまで帰れま10にチャレンジしてみましょう!

10問全問正解するまで何度もチャレンジしてみてください。問題には教本の該当ページを記載してありますので、間違った問題や解答に迷った問題は、都度教本に戻って復習してみてください。

次のポルトガルに関する記載のうち、間違っているものはどれか?【P.737】
ルビータイプのポルトワインで、収穫から4年目の7月から6年目の年末までに瓶詰めを行うものを何というか?【P.745】
次のポルトガルのアソーレス諸島のD.O.C. Picoに関する記述のうち、正しいのはどれか?【P.759】
以下のポルトガルのポルトとドウロの地図上で、②のエリアは何と呼ばれるか?【P.744】
スペインのD.O. Lanzaroteで知られる栽培法で、年中吹く強風やアフリカ大陸からの熱風を防ぐため、火山礫を樹の周りに半円形に並べた低い壁を何というか?【P.461】
スペインのワイン用ブドウ栽培面積とワイン生産量の国別順位の組み合わせで正しいのは次のどれか?【P.425】
次のうち、酒精強化ワインのシェリーに使用されない品種はどれか?【P.457】
スペインのワイン法が制定されたのは何年か?【P.428】
次の酒精強化ワインのシェリーのタイプのうち、酸化熟成されないものはどれか?【P.458】
スペインの熟成規定で、Reservaを表示する際に必要な白・ロゼの熟成期間は何ヶ月か?【P.429】
10問全問正解するまで帰れま10【スペイン・ポルトガル】
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コメント

  1. HIRO より:

    大変勉強になりました!ありがとうございます。
    質問です。LanzaroteのAbrigoと、PicoのCurraisは似たようなものですか?

    • ケイゾー ケイゾー より:

      ご質問ありがとうございます。ご質問の2つは似てはいますが、若干外観や用途は異なるようです。Lanzaroteでは地表が火山灰に覆われているため、粘土石灰質の土壌が出てくるまで穴を掘りブドウ樹を植えます。さらに、穴の周りに半月状に火山礫を並べて熱風からブドウ樹を守っています。一方、Picoは地表が溶岩に覆われているため、溶岩の裂け目にブドウ樹を植え、周りを火山岩の石垣で四角く囲んで強風からブドウ樹を守っています。

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