ワイン初心者の方が、ソムリエさんのいるレストランに行った時、どうやってワインを注文したら良いのかわからず緊張することありますよね?
そんな時に、このマニュアル通りやれば簡単にワインを頼めちゃいますよ!
もちろん私自身が何度も実践して、うまくいくことは実証済みなのでご安心ください。
今回はあくまでもワイン初心者の方を対象にしています!
この記事を読んでほしい方
- レストランでワインを注文したいけど、なかなか勇気の出ない方
- 彼氏・彼女・友人・後輩などとレストランに行く時に注文しなければならない方
- 過去にワインの注文がうまくできずトラウマになっている方
初心者のためのワインの頼み方
ワインの注文はとても簡単です。ソムリエさんも優しい方ばかりで分からなくても丁寧に教えてくれるので、分からないことがあれば逆にどんどん質問しちゃいましょう!
【前提条件】今回イメージしているレストランの前提条件です
■ワインリストが置いてあるレストラン
■お店にはソムリエさんがいて、対応してくれる
■コース料理を基本とするが、アラカルトの注文も可能なレストラン
実際にワインを注文する際は、以下の順番に沿って進めていきましょう。
グーペ お名前.com エックスサーバー ムームードメイン ロリポップ!1.ワインリストをみる
まず、そのお店にどんなワインが置いてあるのかを確認するために、ワインリストを見せてもらいましょう。最初からテーブルに置いてあることもありますし、置いてない場合は
「ワインリストを見せてください」といえば持ってきてくれますよ。
【チェック】最初の一杯は別のドリンクを注文しておいて、前菜をいただいている間にワインリストを確認するパターンもあります。
2.どこの国(地方)押しなのかチェック
次にワインリストの内容を確認していきます。ワイン初心者の方は、どんなポイントを見ればよいのでしょうか?
ワイン初心者であれば、ワインの銘柄や生産者、ブドウ品種、ヴィンテージなどをみてもピンとこないと思います。しかし、生産国は分かると思います。最近では国旗の絵が記載されているリストもありますので、まずは生産国名を確認しましょう。
生産国で何が分かるかというと、そのお店が取り揃えているワインの傾向がわかります。フランスのワインが多いところであればフランス押し、イタリアのワインが多いところであればイタリア押しといったことが分かります。どこ押しなのかが分かると、そのレストランが何の料理を押しているのかが分かります。通常はそのレストランで扱っている料理に合わせたワインが置いてあるので、ある国のワインが多いということは、その国の料理をメインでおすすめしているということになります。
【チェック】最初からフレンチレストランとかイタリアレストランとか銘打っているレストランでは、その国のワインがほとんどだと思いますが、その国の中でも地域ごとに料理やワインのテイストが異なりますので、そういう場合はその国の何地方なのかも興味あるところです。
またこの時に、このお店のワイン相場をざっと確認しましょう!(項目4参照)
3.ソムリエに好みを伝える
どこの国(あるいは地方)の料理・ワインを押しているのか把握したところで、ソムリエさんに自分のワインの好みを伝えましょう。
好みを伝える方法はいくつかあります。
注文する料理を伝える
アラカルトで料理を注文する場合は、メインに何を注文するのかでワインのチョイスが変わってきますので、メイン料理を伝えることでソムリエさんが見繕ってくれるでしょう。その際には「メインに仔羊のローストをいただきたいのですが、どのワインがおすすめですか?」などと言ってみるのが良いと思います。
コース料理の場合は、「今日のコースに合うのはどんな感じのワインになりますか?」という具合におすすめを聞けば良いでしょう。
自分の中で好みの(苦手な)ワインを伝える
料理を伝えても、さらに好みを聞かれる場合があります。「どんなワインがお好みでしょうか?」とか「普段、どんな感じワインがお好きですか?」とか聞かれます。
そのような場合は、以下のポイントを押さえながら、自分の好み(苦手)を伝えましょう。
✅赤ワイン ⇔ 白ワイン
✅軽い ⇔ 重い(渋みが多い)
✅甘口 ⇔ 辛口(ドライ)
✅酸味が穏やか ⇔ しっかり
✅アルコール度低い ⇔ 高い
例)「赤ワインは苦手で白ワインが好きです。スッキリした辛口で酸味がしっかりしているワインが好きです」
【チェック】自分の好みのワインが必ずしも、その日のメインの料理に合うとは限りません。その場合は、ソムリエさんがそれに代わるワインを提案してくれると思いますのでご安心ください!
4.ソムリエに予算を伝える
今日食べる料理やワインの好みを伝えると、ソムリエさんがあなたにふさわしいワインをイメージすることができます。多くのソムリエさんは、そこで予算を聞いてくれると思いますが、もし聞いてくれなかった場合は、必ず予算を伝えるようにしましょう。
予算を伝えることで食事中モヤモヤすることも、会計時のトラブルもありませんし、安心です。また、予算の中でより合うワインを一生懸命探してくれるので、最初に伝えることをおすすめします。
ソムリエさんが持ってきたのに、そこから値段を聞いて選択から外していくと、結局予算に見合うワインが1本も残らないなんてこともあるので、注意しましょう。
【チェック】予算の目安はお店が取り扱っているワインによって多少変わってきます。それを把握するためにも、最初のワインリストの確認の際に大体の相場も確認するようにしましょう!
ちなみに、5,000円以上であれば大体のレストランは対応してくれます
5.楽しむ
ソムリエさんが選んできたワインを、1本1本丁寧に紹介してくれるはずです。
その中で美味しそうだな、飲んでみたいなと思った1本を選びましょう!
ワインが注がれる前にホストテイスティングと呼ばれる味見のような儀式がありますが、ソムリエさんに任せることもできますので、自分でやらなくても大丈夫です。
その際は、「おまかせします」とか「大丈夫です」といえばスキップできます。
これは、もともと味見ではなく、品質に問題がないかをチェックするためにやるもので、テイストが自分好みでないという理由でやり直しを求めることはまずしません。そのため、無理にやらなくてもぜんぜん大丈夫です。私もいつもスキップしています。
そして最後は、なんといっても料理をいただきながらワインを存分に楽しみましょう!
【チェック】できればワインの感想をどんな簡単な用語でも良いので、ソムリエさんに直接伝えましょう!きっと喜んでくれると思いますし、追加でいろいろな情報を教えてくれることもあり、食事が華やかになりますよ!!
まとめ
ワインの注文は最初は緊張しますが、1〜2回経験すればなんてことはありません。
慣れてきたら、自分の好みを伝える際に好みのブドウ品種で伝えてみたり、ワインリストにのっているワインについて質問してみたりとレベルアップしていきましょう。
どんどんワインが楽しくなりますよ!!
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